TriBeCaの建物と、またもや思い出 |
" TriBeCa " は Triangle Below Canal の略で、ソーホーとチャイナタウンを分ける大通りCanal Street 以南の三角地帯を意味します(確か。。。)。
なんと言っても、ロフトの建物とオシャレなレストラン、オシャレなショップで知られているエリアなのです。
ロフト自体はソーホーの建物とほぼ同じなのですが、街の雰囲気がかなり違います。
お店も、ソーホーはコマーシャル化されたお店や大手のブティックなどが多い中、トライベッカはオリジナル1店舗というのが圧倒的に多いです。
決してでしゃばらず控えめに、でもセンスの良さで人を惹きつけてくれるお店が多いのがトライベッカ(と、私の勝手な感想)。
Bouley Bakery
また、個性的でアーティスティック、アップタウンとはまた違う、ヒップで洗練されたお店も多いと思います。
おまけに、多くのお店はロフト独特のスペース確保。天井が高くて広々としていて気持ちがいい!
でも、お店の広さvs. お客さんの数が圧倒的に少ないので、店員さんとの距離がかなり密になることもしばしば(良くても悪くても)。
更にトライベッカの良いところは、全く混まないこと!慌てず、落ち着いています(笑)。
これがCanal Streetを渡った瞬間、またBroadway(まで数ブロック)にぶつかった瞬間、人の数がど~んと増えてしまうのですが、それ以外は歩いている人がちらほら、、、くらい(特に平日は)。
その雰囲気がとってもいいのです!
夜は夜でまた雰囲気が違い、これまたミッドタウンの高級レストランとは違うタイプの、トレンディーな高級レストランが多くあるので(それもひっそりとあるのです、笑)夜な夜なオシャレな人が現れてきます(でも、そういう人たちは車で乗り付けるので、レストランの前でちらっと見かけるくらいかな)。
ここは以前のBouley Bakery跡。最初の写真はここの隣です。今は、2階がレストラン、1階がカフェ、地下がマーケットになっています。
そして、ここも人気のあるカジュアルレストラン" Odeon "。
トライベッカはただ好きなエリアだけではなく、実はちょっと思い出もあるところなのです(そうです、またです。笑)。
その昔、ここにあるコンテンポラリー ラグ(Contemporary Rug) のお店でほんの短い期間、デザインのお仕事プラスその他なんでも、という仕事をしたことがありました。
かなり大きなロフトで一生懸命動き回ってた(つもりな)私。
短気で頭の回転の早いオーナーに怒られたりなぐさめられたり忙しかった当時。
そこのロフトで行われたパーティ、特に寿司職人を呼んでの大掛かりな " Sushi Party " (これは大当たりでした!)で出会った個性的なアーティスト達。
なかなか色々あった時期でしたが、楽しかった時でもあります。
ところが、3人のお子さんがいらして家族思いだったそのオーナーは(私にとってはちょっと怖かったのですが、笑)、私が辞めてから何年かたったある日、自転車で近所まで買い物に行く途中、突然襲った心臓発作で亡くなられました。
トライベッカを散歩するといつもその事を思い出すのですが、この日もなんだか懐かしくなって当時のお店の跡を覗いてきました。
今は家具屋さんになっていたお店。
証明も吹き抜けの2階部分も当時と同じで、昔の記憶が蘇りちょっとジ~ンとしてしまったのでした。
そして、ここがそのお店。今は、Hostler Barrowsか。。。
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