Egyptian Art - Metropolitan Museum |
でも今回、" Metropolitan Museum " カテゴリーに加えようと思い、時間をかけて色々見てきたところ、なかなか面白いことに気がつきました(気がつくのが遅い?)。
世界中の大きな美術館ではエジプトアートのセクションが設けられていますが、ここメトロポリタンはエジプト、カイロの外では最大の所蔵品を所有しているとされています。
確かに広いです、このセクション。
きっと大方、戦争の時に略奪したものを、ロックフェラーのような富豪が買い取り寄付したものだろう、な~んて失礼なことを考えていましたが、実際にはここにある美術品の半分は、メトロポリタン美術館所属の考古学チームがエジプトで発掘したものだそうです。
とにかくミイラの棺から、レリーフ、そして装飾品が次から次へと展示されており、段々感覚が麻痺してくるような。。。
その数ですが、およそ36,000点あるそうです。
どういうわけかあまりミイラには惹かれないのですが、今回じっくり見て楽しかったのは、装飾品の数々。
良く見てみると、どれも実に精巧に出来ていてデザインも本当に美しいものばかり!
自分が今まで見逃していた物の大きさが、今回よ~くわかりました。
でも、レリーフだけは昔から好き(言い訳、笑)。
こちらもステキなレリーフ。紀元前1,300年の物とは思えないほど新鮮(?)。
もう一つ驚いたのは、あまりにもリアルに描かれた肖像画があること。
まるで、17世紀ヨーロッパ絵画のようなのがいくつかありました。
紀元前のエジプトってどれだけ文明が発達していたのだろう、と興味が湧き始める私。
そんなこんなで順番に部屋を見て歩くと、最後に到着するのはここ、" Temple of Dendur " があるスペースです。
斜めから見ると。。。
更に近くに寄ってみると。。。
でも、今回私の気を惹いてくれたのは、、、
ズバリ、こちら!
ラジオ体操を思い起こさせる、クスッと笑ってしまうようなこの絵。
なかなかやるな~、エジプト文明(笑)!
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